ちお先輩の話(2020年度卒)




入塾の理由。


私の入塾のきっかけは、高1の終わり頃にお母さんが「こんな面白い塾があるらしいよ、入ってみたら。」と教えてくれたことでした。私は基本お母さんに反抗しちゃうタイプだから、はじめは「なにそれ。別にいいよ〜。」みたいな適当な返事をしていたんですけど、当時お世話になってた高校の先生からも「まずは1回見学だけでも行ってみなよ!」と背中を押してもらって。


お母さんと先生がそんなに勧めてくれるならと、見学に行ってみました。当時は本当に公営塾について何も知らなかったので、内心ちょっと警戒もしていましたね。


でも、そのときに初めて講師の方々に会って、話す言葉や姿に心揺さぶられました。また、私はもともと部活や習い事もやってなくて暇だったし、「高校生になったからって、いきなり進路が見えてくるわけじゃないんだな。」ということもわかってきた頃で、この場所で何か進路に関してのきっかけも生まれるかもしれないと感じたこともあり、迷いなく入塾を決めました。



ちょっと熱くなれる自分へ成長した。


入塾しての自分自身の一番の変化は、「物事に対してちょっと熱くなったこと」です。以前は、すごくエネルギッシュな場や勢いのある場を、「鬱陶しいな・・・」と避けがちだったんです。公営塾も最初は、普段学校で会わないような個性強めの生徒や講師の先生方を見て「やばいな」と感じたのが正直な話。


でも、そんな仲間たちと互いの意見を交換したり、ひとつのプロジェクトをしていく中で、人を受け入れる力はすごくアップしたなと思います。こんな小さな島で暮らしていながら「世界は思っている以上に広くて、世の中にはやばい人もいっぱいいるんだな」とこの場所で気付けたのもすごくいい経験だと思います(笑)。


そんな公営塾の卒業生も在校生も、この場所で学んだ人の共通点として、常に「楽しむ」ことを意識している感じがある気がします。みんなの顔を見てるといつも楽しそうだし、「今ある環境を、自分の力でどうやって楽しむ環境にしていけるか」ってことを、みんな自然と意識しているんだと思います。


ここで見つけた自分の「好き」とこれからのこと。


もともと色んなことに興味や関心はもつ方なんですけど、何に対しても真剣に考える機会がなくて。公営塾に入って初めて、ゆっくり自分の心や関心ごとと向き合って考える時間を過ごすことができました。


それまでもなんとなく、おしゃべりが好きだなとか、人が好きだなとか漠然と感じていたんですけど、公営塾で学校・学年を超えた同世代の仲間や色んな働き方をする大人の方々と接することで、「異文化」や「コミュニケーション」という明確な言葉で、自分の得意分野・興味・関心として再認識することができました。それをきっかけに高校卒業後の進路も、「コミュニケーションが好き」という自分の特性を活かすことのできる、国際関係のことを学べるICU(国際基督教大学)へ進路を絞ることができました。


私は今高校を卒業したばかりなので、バイトしたり、友達と遊んだり、残り少ない石垣島生活を謳歌しています。バイト先が近所のカフェなんですけど、公営塾での経験を通して改めて自分は人が好きだと分かったから、それからはバイト先でも自分が興味を持った人には積極的に話しかけるようになりました。


公営塾で人とのコミュニケーションを意識するようになってから、公営塾以外の場でも世代関係なく友達の輪が広がりました。



あなたにとって公営塾とは?


本当は、もっと早くから入塾できていればよかったなと思っています。私が入塾した頃は、まだ私たちも初代のメンバーに入るくらい、島内で公営塾の存在はあまり知られていませんでした。そんなタイミングで、現役生として公営塾に関わることができたのは、すごく幸せです。


公営塾では、進路のことをゆっくり考える時間を過ごせたというだけじゃなくて、面白い仲間や講師の先生方と過ごす日々、プロジェクト学習などを通して、物事への向き合い方や考え方も学びました。そんなたくさんの学びとこの場所で出会えた人との繋がり全部が、今の自分と、きっとこれから待っている未来にも強く繋がっていくことを感じています。


私にとって、この場所は、「あぁ帰ってきたな。」ってほっとする「家」のような場所です。





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